今回は皆さんにマレーシアの音楽事情をご紹介します。
マレーシアは中華系、インド系、マレー系の文化が入り交じる他民族国家です。 その為それぞれのカルチャーによって異なる音楽を聴いていたりします。 そのおかげで私自身も少しだけ他国の音楽に詳しくなりました。
JAY CHOU (ジェイ チョウ)
今アジア圏でその名を轟かす台湾出身のシンガーソングライターです。
ピアノが得意で、ポップから、ラップ、バラードと幅広いジャンルで活躍をされています。
2011年には映画”グリーンホーネット”でカトー役としてハリウッドデビューを飾っています。
それ以前にもなんと日本の実写版”イニシャルD”では藤原拓海役として出演されています。
表情があまりなく、クールキャラなので俳優業には向いていないと言われていましたが、実際には彼自身の独特な雰囲気が味を出し、時にはグリーンホーネットのようなコメディーセンスの高い映画では高評価を受けました。
ここで彼の代表曲をご紹介します。
私はこの”Listen to Ma Ma's Word”
という曲が大好きです。「お母さんの言葉を聞こう」
と言うタイトルです。
曲調は若い人達に親しみやすい明るいラップソングです。
沢山の若者が彼の歌を聴くからこそいい意味でお母さんを大切にしようという影響力がある歌だと思います。
その他にもお勧め中華系歌手と歌を紹介しますっっ
Michael Wong (マイケル・ウォン)
この曲は”童話”とかいて”Tong Hua”と読みます。
私はこの歌を初めて聴いた時、歌詞の意味も分からぬまま涙が出ました。
私の勝手な考えですが、中華系の歌には漢字一つ一つに意味があるからこそ、沢山の感情を表現しているように思えます。彼の歌うこの曲を聴いた時、その歌詞を見ながら漢字の意味が一つ一つの感情となり心に響きました。
Wanting Qu (ワンティング)
カナダ生まれの中華系シンガーソングライターです。
彼女は英語の歌と中国語の歌を歌います。
その中で英語の歌と中国語の歌を一つずつご紹介します。
まず最初の”Drenched”という曲は英語の曲です。
Drenchedとは、雨にずぶ濡れなど、恋に溺れるなどの意味があります。
サビの部分で
”貴方が道ばたで私にキスをした時、私も貴方にキスをする。
貴方が私を抱きしめて、私も貴方を受け止める。”
という言葉があります。
恋をして両想いになるとは、お互いが同じように愛を表現する、
そしてそれが抱きしめ合ったり、キスをしたりとお互い同じ表現が出来ます。
それを歌ったこの曲はとても綺麗だなと思います。
我的歌声里
”貴方は私の世界から消えてしまった。
何の言葉も残さずに、
思い出だけをおいて。
貴方は私の頭の中に、夢の中に、心の中に、そして歌の中に存在するの。”
”音楽で文化交流”
人を愛する気持ち、失う悲しみ
幸せ、家族を大切に思う気持ち
そういった感情は世界共通であり
例え言葉が違う私達でも分かり合えます。
逆に海外では日本の歌が愛され、歌われ続けているように、
違う国の音楽に触れ、カルチャーを知り、
少しでも共感し、興味を持っていただけたら嬉しいです。
次回はインド系マレー人に人気のお勧め曲をご紹介します♪
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